赤ちゃんにおすすめの4つのアロマ。いつからOK?マッサージに使用できる?

リラックス効果が高いアロマは、産後のお母さんにもおすすめ!でも、赤ちゃんのいる部屋でアロマを使っても大丈夫?赤ちゃんにアロマはいつから使えるの?といった疑問があるかと思います。この記事では、赤ちゃんにもおすすめのアロマと安心な使い方をご紹介します。大好きな香りでお母さんも赤ちゃんもリラックス♪

1、赤ちゃんにアロマはいつからOK?安心な使い方

アロマオイルは、赤ちゃんには刺激が強い

赤ちゃんには、いつからアロマを使って大丈夫なの?と疑問に思いますね。基本的には、1歳以下の赤ちゃんへのアロマオイルの使用は控えましょうと言われています。アロマオイルには薬効成分がありますので、薬と同じような扱いになります。アロマオイルに含まれている植物の成分は、濃縮されているのでたった1滴でもかなり強いパワーがあり、赤ちゃんや子供には刺激が強すぎます。

このようなことから、赤ちゃんの肌に直接アロマオイルを塗るような使い方は、極力避けるべきなのです。体に直接塗布するような使い方は、3歳までの子供には最小限にします。

生まれたばかりの赤ちゃんは、視覚が未発達のためお母さんを匂いで嗅ぎ分けています。匂いで様々な情報をキャッチしているのですから、強すぎるアロマの香りはその妨げになってしまいますね。

そして、赤ちゃんは敏感なので強い香りは、赤ちゃんに不快を与えてしまう可能性があります。大人でも香りで具合が悪くなることがありますよね。安易にアロマオイルを使っていると、赤ちゃんに悪影響を与えてしまうことがあるので使う時には注意する必要があります。

1歳未満の赤ちゃんには、こんな使い方は控えましょう!

・肌に直接塗布する。
・アロマバス(浴槽にアロマオイルを入れる)

芳香浴なら赤ちゃんでもOK!

でも、芳香浴ならあんまりナーバスになりすぎる必要はありません。これは、アロマコミュニティという医療に精通したメディカルアロマを取り扱っている会社の専門知識のある方に聞いたお話です。(アロマコミュニティでは、医療機関で数多く使われており信頼できるアロマのブランドを取り扱っている会社です。)

直接アロマを肌につけるのと違って、芳香浴なら刺激はマイルドです。基本的には、お母さんが好きな香りで赤ちゃんも嫌がらない香りなら大丈夫とのことでした。赤ちゃんへの刺激が気になるなら、赤ちゃんから距離を話して、なるべく水で薄めて使用するようにすると良いのです。ほのかな香りを楽しむという方法であれば特に問題はありません。

今では産院でもアロマを取り入れているところがあります。分娩室でもアロマを焚きながら出産するような産院もあるそうです。分娩室は、赤ちゃんが生まれてくるところ、生まれた瞬間に赤ちゃんがアロマの匂いを嗅ぐことになりますね。

ご家庭でもお母さんが好きなアロマを無理に我慢する必要はなさそうです。ただし、100%ピュアな植物オイルであることが大切です。人工的な香料などを使用したもの、鉱物油を使用したミネラルオイルといったものも出回っていますのでご注意ください。

ただ、長時間使用したり、やみくもに使用することは避けましょう。リラックスしたい、寝つきを良くしたいなど目的を考えて使用することが大切です。

赤ちゃんがいる部屋で使用する場合は、赤ちゃんから距離を離す。水で薄めてほのかな香りを楽しみましょう。

赤ちゃん用のアロマオイルを使用する

プラナロム社というメディカルアロマを扱っている、成分分析を行い信頼できる会社から、赤ちゃん用のブレンドのアロマオイルが販売されています。こちらのアロマオイルは芳香用で、3ヶ月の赤ちゃんから使用できると言われているものです。

この商品のように赤ちゃん向けに開発されているアロマであれば、特に安心して使うことができますね!実際、私も赤ちゃんに使用していましたよ。

アロマを焚くときは赤ちゃんの様子をしっかり観察しましょう

アロマを焚いているときは、赤ちゃんの様子をしっかり観察しましょう。赤ちゃんがよく泣く時には、香りを嫌がっている可能性も考えられます。先ほどもお話したように、赤ちゃんは香りに敏感ですから。そのような時には、アロマをいったんやめて様子を見ましょう、香りを変えてみて赤ちゃんもリラックスできて好きそうな香りを見つけましょう。

2、赤ちゃんにおすすめのアロマ

赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使用できるおすすめのアロマをご紹介します。

・オレンジスイート
・ラベンダー
・カモミール・ローマン
・ティーツリー

です。万人受けする柑橘系の香りは、赤ちゃんにも好まれやすいでしょう。ラベンダーは、大人でも独特な香りが苦手という方もいらっしゃいます。苦手な香りを無理して使う必要はありません。ママも赤ちゃんも好む香り、リラックスできる香りを選ぶことが大切です。

以下に各アロマの特徴をご紹介します。効能は参考までに、薬効で選ぶことにこだわらずに、まずは好みの香りを選んで楽しみながら使ってみて下さい。

オレンジスイート

柑橘系の香りは、好まれやすい香りで赤ちゃんにも向いています。柑橘系の香りの中でもオレンジスイートは、マイルドな香りで赤ちゃんにも安心して使うことができます。気分をリラックスさせ、心を幸福感で満たしてくれます。産後の抑うつな気分になりがちなママにも最適ですよ。

効能

・おなかの不調を緩和
・不安や孤独、抑うつの緩和
・喜ぶ、楽しさ
・ストレスの緩和

ラベンダー

ラベンダーは、安全で使いやすくリラックス効果の高い香りとして有名です。気持ちを落ち着かせて、眠りに導く効果があります。

効能

・鎮静・消炎作用
・痛みを和らげる
・心を癒し、怒りを鎮静、リラックス作用
・切り傷や火傷にも使えます。

カモミール・ローマン

りんごのようなフルーティーで甘い香りのカモミール・ローマン。「女性と子供の精油」と呼ばれるほど、安心して使える精油で、ヨーロッパでは古くから民間治療薬に使われていました。

カモミールには、ジャーマンという種類もありますが、心への作用はローマンの方が強く、香りもローマンの方がマイルドです。カモミール・ローマンは、高ぶった気持ちを静め、子供のかんしゃくにも有効です。リラックス効果が高く、安眠へと導いてくれます。

効能

・鎮静
・消炎作用
・おなかの不調の緩和
・神経の緊張の緩和
・落ち着き

ティーツリー

ティーツリーは、殺菌と消毒の作用に優れています。呼吸器系のトラブルに効果があるので、風邪を引きやすい時期や咳やのどの痛みなどがあるときにもおすすめです。

同じような効果があるユーカリよりも作用がマイルドなので、赤ちゃんがいるご家庭でも使いやすい香りです。

効能

・落ち込んだ心をリフレッシュ
・心身の疲労の緩和
・呼吸器系のトラブルの緩和
・殺菌消毒作用

3、ベビーマッサージにも使いたい!おすすめのアイテム

やっぱりベビーマッサージにもアロマオイルを使いたい!そんな方におすすめの赤ちゃん用の精油入りのマッサージオイルもあります。

NPO法人国際ボンディング協会 マミーズラブボンディングオイル」です。こちらのオイルは、ひまわりの種から抽出したサンフラワーオイルです。精油なしのタイプもありますが、アロマオイルを配合した商品もあります。

香りは、「ラベンダー&カモミール」と「ローズ」です。サンフラワーオイルに赤ちゃんでも安心・安全に使用できる濃度の精油を添加したオイルです。ほのかな香りを楽しみたい方におすすめで、産婦人科医の先生を中心にして商品開発されていますので、安心して使用することができます。

まとめ

アロマを赤ちゃんにはいつから使えるかというと、芳香浴で使用するのであれば1歳未満の赤ちゃんでも大丈夫です。その際の注意点は、できるだけ刺激が少なくてマイルドな香りでママも赤ちゃんもリラックスできる香りを選ぶこと。赤ちゃんから距離を話して、なるべく水で薄めてほのかな香りを楽しむようにしましょう。100%ピュアな植物オイルを選ぶことも大切です。

そして、赤ちゃんの様子をよく観察して、赤ちゃんが不快に感じているようだったら、すぐに使用を中止することです。

赤ちゃんにも安心して使えて、おすすめのアロマは

・オレンジスイート
・ラベンダー
・カモミール・ローマン
・ティーツリー

でした。特に初めて使う時におすすめなのは、カモミール・ローマンとオレンジスイートです。ママも産後の疲れた心と体を癒し、リラックスできる好みの香りを見つけて下さい。

ベビーマッサージにも赤ちゃん専用のオイルなら安心です。ベビーマッサージにもアロマを使いたいという方には、赤ちゃんでも安心して使用できる濃度の精油を添加している、ご紹介したオイルもおすすめですよ。

私としては、お好みのアロマオイルで芳香浴しながらのベビーマッサージがおすすめです。赤ちゃんの肌に直接塗布しないので安心ですし、好みの香りを楽しみながら、ベビーマッサージすることでママも赤ちゃんもリラックス効果が高まることでしょう(*^^*)