ブルーベリーと野菜のスムージー ☆目的別レシピで美味しく飲んで健康に!

スムージーは、何のために飲みますか?ただ美味しいから?美容のため?健康のため?野菜に含まれている栄養素は様々です。せっかく飲むならご自分の体調に合わせた野菜を組み合わせたスムージーを飲んでみて下さい。今回は、美容や健康に効果の高いブルーベリーと野菜を組み合わせたスムージーレシピを目的別にご紹介いたします。

1、スムージーにおすすめの栄養満点万能野菜”ケール”

青汁で有名なケール。皆さんもご存知ですよね。ケールは、とても栄養価の高い野菜なんです。他の野菜と比べてもダントツに栄養価が高いので、野菜不足を補うのに最適な野菜です。

ただ、ケールってあまりスーパーなどでは売られていないのではないでしょうか?私は、「らでぃっしゅぼーや」という有機・低農薬野菜の宅配業者で定期的に野菜などを購入しているので、そちらでケールも必要な時に購入しています。

ケールは青汁として粉末などでも売られています。もし生のケールが手に入らなければ、粉末の青汁を利用しても良いと思います。栄養価が高い野菜なので食事で野菜が不足しがちな方には、本当におすすめです。粉末であれば生のケールよりも手軽に使用できるのも魅力ですね。忙しい方にはとても便利です。

ケールがなければ、栄養価は下がりますが、小松菜やほうれん草を使ってもOKです。

では、ケールの具体的な栄養素を見てみましょう。

ケールの栄養素

カルシウム

100g中220mgと牛乳の約2倍含まれており、吸収率も1.3倍です。日本人が不足しがちなカルシウムを補うことができます。

βカロテン

βカロテンは、緑黄色野菜に多く含まれています。ケールは、緑黄色野菜のなかでもダントツのβカロテン含有量です!ケールに含まれているβカロテンは100g中10,000㎍で、これはほうれん草(100g中4,200㎍)の2倍以上、小松菜(100g中3,100㎍)の3倍以上にもなります。

βカロテンは、強い抗酸化作用で発がん抑制作用や老化防止作用があります。また、βカロテンは体内でビタミンAに変わり、眼精疲労や視力の回復にも役立ちます。

食物繊維

ケールは、食物繊維も豊富です。トマトの3.7倍の食物繊維が含まれています。食物繊維は、便通を整えるのに役立ちますね。

ビタミンC

ケールは、ビタミンCも豊富です。ケールのビタミンC含有量は、100g中81㎎です。これは、いちごやグリーンキウイよりも多いのです。

ビタミンCの効果と言えば、女性に嬉しい美肌効果です!肌にハリやツヤを与えたり、紫外線によるメラニン色素の合成を抑えてシミの予防に役立ちます。

ポリフェノール

あらゆる野菜の中でもダントツ的にポリフェノールが豊富に含まれています。ブロッコリーと比べると1.6倍です。

ポリフェノールには、強い抗酸化作用があって、がんの予防や老化の防止、アレルギーに効果があると言われています。

(参考:ケールの力 西川敦子著、食品成分データベース 文部科学省)

2、野菜不足解消に☆ブルーベリーと野菜のスムージー~ケールとにんじん~

ケールの栄養価の高さには、驚きですね。今回ご紹介するレシピは、ケールと同様にβカロテンが豊富なにんじんを入れました。にんじんが入ることで栄養価と飲みやすさがプラスされます。さらにブルーベリーとバナナと豆乳が入って、ボリュームがあって腹持ちの良いスムージーなので、朝食にもぴったりです!

ケールとにんじんスムージーで期待できる効果

・免疫力を高める
・風邪予防
・がんや生活習慣病の予防
・美肌効果
・老化防止
・眼精疲労や視力の回復
・カルシウムの補給

材料(2人分)

ブルーベリー 80g、にんじん 1本(120g程度)、ケール 1枚(小松菜だと1株約50g程度)、バナナ 1本(約100g)、豆乳 200ml、はちみつ 大さじ1、レモン果汁 小さじ1

作り方

1、すべての材料をミキサーに入れて、スイッチON!

2、30秒から1分間ミキサーにかけて、なめらかになったら出来上がり。

3、胃腸の調子が悪い時に☆ブルーベリーと野菜のスムージー~キャベツとりんご~

キレイなピンク色の可愛いスムージー♪この中に、キャベツがたーっぷりと入っているのです☆

キャベツの効果

キャベジンって聞いたことありますか?そう、市販の胃腸薬、胃もたれ、胃痛、むかつきにキャベジンコーワです。キャベジンってキャベツに含まれているビタミンUのことです。キャベツ特有の成分で、キャベジンは胃酸の分泌をおさえて粘膜を修復する作用を促進し、胃潰瘍や胃炎に有効な成分です。

キャベツは、ビタミンCや食物繊維も豊富で、便通を良くする効果も。さらに肝臓の機能をアップする作用やがん予防の効果もあると言われています。

りんごの効果

りんごの皮に多く含まれているペクチンは、オリゴ糖を含み整腸作用があるので、便秘や下痢に効果があります。皮ごとスムージーにして飲むと効果的です。

りんごに含まれる甘酸っぱさのもとであるりんご酸には、炎症を抑え、咳を止め、粘膜を保護する働きがあります。風邪のひき始めや疲労回復にも効果的です!

ご紹介するスムージーは、胃腸に優しいキャベツと整腸作用のあるりんごを組み合わせた、胃腸の調子が悪い時におすすめのスムージーです。食べ過ぎてしまいがちな方にもおすすめです。キャベツをたっぷりと入れていますが、キャベツの青臭さをブルーベリーの程よい酸味とりんごとはちみつの甘味でカバーして、飲みやすく美味しく見た目も可愛いスムージーに仕上がりました♪

材料(2人分)

ブルーベリー 50g、りんご 1/2個(120g)、キャベツ 200g、はちみつ 大さじ1と1/2、レモン汁 小さじ1、水 50㏄、氷 4個

作り方

キャベツがこんなにたくさん!!

1、すべての材料をミキサーに入れる。

2、スイッチON!

♪できあがり♪

今回ご紹介した2つのレシピに使用しているブルーベリーにもすごい健康効果があります。女性に嬉しい栄養成分たっぷりのブルーベリーについて詳しく知りたい方は、「ブルーベリースムージーでアンチエイジング&ダイエット!驚くべき健康効果」をご覧ください。

まとめ

甘ずっまくて美味しくて、美容にも健康にも良いブルーベリーと野菜を組み合わせた、ヘルシーで美味しいスムージーレシピをご紹介しました。スムージーは、手軽に美味しく野菜を摂ることができていいですよね!組み合わせる野菜によって嬉しい効果もたくさんです♪

βカロテンやビタミンC、ポリフェノールがたっぷりと含まれたケールは、3食の食事だけでは野菜が不足しがちな忙しい方にもおすすめの野菜です。可能であれば新鮮な生のケールを、手に入らなければ粉末の青汁を使うのも良いですね。

1つ目のレシピは、野菜が不足しがちな方におすすめの栄養豊富な緑黄色野菜、にんじんとケールを組み合わせた、様々な効果を期待できる万能スムージーです。色の濃い野菜がたっぷりと入っているので、やや色は悪いけれど、ブルーベリーの甘酸っぱさとバナナとはちみつの甘味がマッチして、一気に飲み干してしまうほどの美味しさです。

2つ目のレシピは、胃腸の調子が悪い方におすすめのキャベツとりんごのスムージーです。胃腸薬で有名なキャベジンを含んだキャベツと整腸作用のあるりんごを組み合わせました。ついつい食べ過ぎてしまう過食気味な方にもおすすめですよ。こちらは、色の薄い野菜と果物を使用しているので、可愛いピンク色に仕上がりましたよ☆

どちらのスムージーもとっても美味しいので、手軽に野菜をたくさん食べたいという時にぜひ作って飲んでみて下さいね(^^)/