ブルーベリースムージーでアンチエイジング＆ダイエット！驚くべき健康効果

ブルーベリーは、目に良いことは有名ですが、ちょっと誤解もあるようです。そして、ブルーベリーは目に良いだけではない！女性に嬉しいアンチエイジングやダイエット効果など、美容にも健康にも嬉しい効果がたくさんあります。手軽で飲みやすいブルーベリースムージーにして、健康習慣始めませんか？

１、ブルーベリーは目に良いの？

ブルーベリーは、目に良いということは良く知られていますが、ちょっと気になるブルーベリーの眼機能への影響に関する研究結果があります。

ブルーベリーの青紫色の色素成分は、アントシアニンというポリフェノールの一種です。このアントシアニンは、眼精疲労の回復に効果があると言われています。ブルーベリーには種類があって、その中でも飛びぬけてアントシアニン含有量が多いビルベリーは、視力を回復する効果や眼精疲労を改善する効果があるという報告があります。(参考「ビルベリー由来アントシアニンが目に与える機能性 ―ヒト臨床試験と機能性表示食品―」)

しかしながら、日本で良く食べられている一般的なブルーベリーに対する科学的な試験はほとんど行われていないのが現実だそうです。

←ビルベリー　見た目ではあまりブルーベリーと変わりませんね。

ビルベリーは、日照時間の長いフィンランドやノルウェーなどのヨーロッパで生産されている野生ブルーベリーの仲間です。アントシアニンというポリフェノールは、植物が紫外線や外敵から身を守るために、光合成によって作り出した成分です。日照時間の長いヨーロッパで生育したビルベリーは、外皮だけではなく果実の中まで青紫色なんです。

日本で一般的に食べられているブルーベリーは、中は白っぽい色をしていますね。ブルーベリーとビルベリーは、果実の色を比べてみただけでも色素成分の含まれている量の違いが良くわかります。ブルーベリーの種類によってアントシアニンの量は大幅に変わります。ビルベリーには、一般に流通しているブルーベリーの２～５倍ものアントシアニンが含まれているそうです。

ある研究で、健康な10人のボランティアが乾燥ブルーベリーを21日間摂取し、眼機能の変化を評価しましたが改善は観察されなかったそうです。このことから、ブルーベリーが実際には人間の夜間視力およびドライアイを含む眼機能を改善するという明確な証拠は見出されませんでした。

この研究「ブルーベリー、ワクシニア・コリムボサンの眼機能への影響」では、ブルーベリーの眼に対する効果は実証されませんでしたが、摂取した乾燥ブルーベリーの量が１０gと少なく、期間も３週間と限定されています。

ブルーベリーは、ビルベリーにはアントシアニン含有量は少ないけれど、他の食品に比べればアントシアニンが豊富に含まれていることは確かです。ブルーベリーの眼機能回復効果を証明する証拠となるものは見つかりませんでしたが、ブルーベリーの摂取量を増やし、長期的にブルーベリーを摂取し続ければ、もしかしたらビルベリーと同じように眼機能や眼精疲労の回復効果も期待できるかもしれませんね。

日本では、ビルベリーのサプリメントは販売されているものの、果実そのものは流通していないようなので入手困難です。眼精疲労や視力の回復を期待しているのであれば、ブルーベリーに加えて目のビタミンと言われるビタミンAを積極的に摂るようにすると良いですよ。体内でビタミンAに変わるβカロテンを豊富に含むモロヘイヤやニンジンなどの緑黄色野菜や柿と一緒にスムージーにして飲むと効果的になりますよ。

２、ブルーベリーのダイエット効果！

ブルーベリーに含まれている青紫色の色素成分であるアントシアニンには、女性に嬉しいダイエット効果も期待できます。年齢を重ねるごとにエネルギー代謝が低下して、太りやすくなってしまいます。ブルーベリーに含まれているアントシアニンには、自律神経を活性化させることで代謝機能が向上し、脂肪を効率的にエネルギーとして燃焼させます。

ブルーベリーのダイエット効果については、ある実験によって実際にブルーベリーの摂取が体重増加を抑制するということが明らかになっています。

参考：ブルーベリー果実の継続的摂取と自発運動によるラットの動脈硬化リスク軽減効果

ブルーベリーを美味しく食べて、ダイエットにも効果があるなんて、嬉しいですよね(*^^)v

３、ブルーベリーのアンチエイジング効果と病気予防！

こちらも女性に嬉しいアンチエイジング効果♪ブルーベリーに含まれているアントシアニンは、抗酸化作用が高く、老化の原因となる活性酸素を抑制する効果があります。さらにブルーベリーに含まれているビタミンCやビタミンEの効果もプラスされ、動脈硬化を予防する効果が期待できます。

この動脈硬化を予防する効果についても、前章でご紹介したダイエット効果を明らかにした試験にて、実証されています。ラットを使った実験ですが、ブルーベリーを摂取した群では、総コレステロール値の低下は見られなかったものの、善玉コレステロールと言われるHDLコレステロール濃度の上昇がみられたそうです。

さらに、抗酸化作用によって発がんが抑制されたり、抗アレルギー作用もあります。他の果物に比べて食物繊維も豊富に含まれているので整腸作用があり、便秘の解消にも役立ちます。

抗酸化とアンチエイジング

酸化＝老化ということは、聞いたことがあるでしょうか？酸化とは、物質と酸素が結合する化学反応のことで、その結果物質は変質します。

例えばりんごは、切ってそのまま置いておくと切り口が茶色くなりますね。これは、りんごに含まれているポリフェノールが酸素に触れて酸化したために起こります。

人間の身体でも同じように、日々酸化が起こっています。人間の身体では、呼吸で取り込んだ酸素が活性酸素となって体内の細胞や組織と結びついて変質させ、機能を低下させているのです。酸化は、生きていくうえで完全に防ぐことはできませんが、食生活や生活習慣を工夫することで酸化を最小限にすることができます。これがいわゆるアンチエイジングです！

アンチエイジングときくと、美を保つためのものと捉えられがちですが、本当に恐ろしいのは、健康に与える影響です。体内で酸化が起こることで、生活習慣病の最大の要因となる動脈硬化を引き起こします。動脈硬化は、脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる病気の原因になります。酸化を防止してアンチエイジングするということは、健康を維持して病気を防ぐことなのです。

体の酸化は最小限に抑えて、いつまでも若々しく健康でいたいですよね！これに一役買うのがブルーベリーの抗酸化作用なのです。

４、手軽に始められるブルーベリースムージー☆

ブルーベリーにはアンチエイジングやダイエット効果など、美と健康を保つための効果がこんなにあるんですね！ブルーベリーってすごい(*^^*)

信頼できるエビデンスに基づいた最新医学、著書の「医者が教える食事術　最強の教科書」でも”１０の体にいい食べ物”の一つにブルーベリーが紹介されていたことにも納得です。最新の医学で正しいとされている体にいい食べ物１０個の中に入っているなんて、すごいことですよね。

実は私、「ブルーベリーは目にいいんだねー。美味しいけどわざわざ買って食べるほどではない」としか思っていませんでした。夏の旬の時期には生のブルーベリーを購入したりもらったりしてほんの数回は食べますが、ブルーベリーはお高いのでそんなに食べていませんでした。しかしながら、こんなにも健康に良いということが分かった以上、我が家にも常備して家族と一緒に食べようと心に決めました！

ブルーベリーが旬の時期には、生でそのまま食べても美味しいのですが、ブルーベリーの旬って夏のほんの１～２か月程度ですよね。それ以外の時期には、冷凍ブルーベリーになります。冷凍ブルーベリーは、解凍しなくてもそのまま使用できるスムージーにして食べるのがおすすめです。ブルーベリーのスムージーは、本当に美味しい(^^♪

まとめ

ブルーベリーは、眼精疲労や視力の回復に効果があると知られていますが、その効果が明らかになっているのはブルーベリーの一種であるビルベリーです。ビルベリーは、眼精疲労の回復に効果があると言われている青紫色の色素成分であるアントシアニンが一般的なブルーベリーの２～５倍も含まれているのです。

しかしながら、ビルベリーの果実は日本では入手困難です。眼機能回復の効果が実証されているビルベリーには劣るもののブルーベリーにもアントシアニンがたっぷり含まれています。目の機能回復を期待するのであれば、体内で目のビタミンであるビタミンAに変わるβカロテンを豊富に含む緑黄色野菜や柿をブルーベリーと一緒にスムージーにして飲むことがおすすめです。

ブルーベリーのすごい健康効果は、他にありました。それは、脂肪を効率的に燃焼させるダイエット効果、高い抗酸化作用によるアンチエイジング効果です。

ブルーベリーは、美容に良いだけではなく、高い抗酸化作用によって体内の酸化＝老化を防ぎます。命に関わる重大な病気の要因となる動脈硬化の予防やがん予防にも効果を発揮します。

ブルーベリーの健康効果、恐るべしですね！ブルーベリーは、他の材料と一緒にミキサーで混ぜるだけで手軽に作れるスムージーにして飲むことがおすすめです。ブルーベリーのスムージーは、本当に美味しくて、やみつきになるますよ(^^♪

あなたも美しく健康になれるブルーベリースムージー習慣を始めてみませんか？